ミョウバン水の作り方と使い方がわからない。
そんな方のために、
- ミョウバン水の作り方(時短方法も紹介)
- ミョウバン水を使った足湯の効果を検証
- ミョウバン水はスプレーにするのもあり
という内容になっています。
仕事から帰宅すると妻と子供が近寄らないほど足が臭かった私がミョウバンを使って実際に検証しました。
今回の記事を読むだけで、ミョウバンを使ってコスパよく足臭を改善することができます。
足が臭いというだけで、人生損しているあなた。
冗談抜きで足の臭いを改善するだけで、毎日のストレスが減ります。
今日から足臭改善していきましょう。
ミョウバンで得られる3つの効果
ミョウバンを使うことによって、
- 菌の繁殖を抑える
- 制汗作用
- アンモニア臭を中和する
という3つの効果を得ることができます。
ミョウバンといえばアク抜きに使われるなど、食用としての使用やデオドラント商品に幅広く使用されている。
理科の実験(小学校)で使用したことを思い出しました。
菌の繁殖を抑える
ミョウバンは菌の繁殖を抑えることができます。
ミョウバンは酸性の物質なので、アルカリ性を好む菌の繁殖を抑えることができる、というわけです。
足が臭くなる原因は菌が繁殖するため。
なので、ミョウバンの使用は足が臭くなる足環境を変えてくれます。
とは言え、ミョウバンの殺菌作用はそこまで強いというわけではありません。
肌を酸性に傾けることで足の臭いを改善する効果があるんだな。
程度の認識にしておきましょう。
古くから菌に対して使われてきたのがミョウバンです。
制汗作用
ミョウバンには汗を抑えてくれる効果もあります。
ミョウバンは収れん作用といって、肌を引き締める。
という効果によって、汗を出にくくしています。
汗は足の臭い菌のエサです。
汗を制限することで必然的に菌の繁殖を抑えます。
完全に汗腺を塞ぐわけではなく、ある程度汗を出しつつ制限するのが特徴。
アンモニア臭を中和する
ミョウバンはアンモニア臭を中和する効果があります。
冒頭でも記載しましたが、ミョウバンは酸性です。
酸性のミョウバンはアルカリ性であるアンモニア臭を中和します。
足に関して、アンモニア臭といえば疲労臭。
足は疲労が溜まりやすく疲労臭が発生しやすい箇所です。
足からアンモニア臭が発生している人はミョウバンで対策できます。
他にはアンモニア臭を中和するといえばクエン酸や酢も。
クエン酸や酢は疲労回復する効果があります。
疲れが溜まっている、という人は下記の記事を参考に疲労回復しましょう。↓↓
>>クエン酸足湯の効果を徹底検証、疲れが溜まっている人が試す価値あり
私も納豆とアンモニアが混ざったような臭いを発生させていた時期があります。
まずはミョウバン水を作ろう
ミョウバンを使って足湯やスプレーを作る際はまずは、ミョウバン水を作りましょう。
ミョウバンを溶かせばいいだけじゃないの?
と思う人もいるかも知れません。
しかし、あらかじめミョウバンを溶かした水(原液)を作っておくことで何度も作る手間を減らすことができます。
ミョウバン水を作るために、
- 準備するもの
- 手順
- ミョウバン水を早く作る方法
の3つを順を追って解説していくので初めて作る人も安心です。
ミョウバン水は希釈しながら使用していきます。
準備するもの
準備するものは、
- 焼きミョウバン
- 計量器
- 水(水道水)
- 漏斗(ない場合はアルミとボールペン)
- ペットボトル
の5つです。
ミョウバン水を作る際は水道水を使うことで雑菌の繁殖を抑えることができます。
家に漏斗(じょうご)がない。
そんな人も多いのではないでしょうか。
そんなときはアルミホイルで代用できます。
アルミホイルを20cmほどカットし、真ん中にボールペンを当てて中心に折り曲げる。
ペットボトルにセットしたら穴をできるだけ大きく広げるとミョウバンが簡単に入るのでおすすめです。
焼きミョウバンは粒が大きいので、ペットボトルに入れるのは意外に難しい。
私の家にも漏斗がなかったので、アルミで代用しました。
ミョウバン水を作る手順
ミョウバン水を作る手順は
- ペットボトルに300ml水を入れる
- ミョウバンを10g測る
- ペットボトルにミョウバンを投入
- よく振る
- 3〜5日冷蔵庫で放置
の5ステップで作ることができます。
作り方はシンプルですが、完全にミョウバンが水に溶けるまでは3〜5日ほど必要です。
冷蔵庫に入れているときも1日1回はよく振りましょう。
ミョウバンは見た目以上に軽いので、大きめの測りや敷物を準備すると測りやすいです。
作り終わったミョウバンは1ヶ月ほどで使い切るようにしましょう。
ミョウバン水を作りすぎると使い切れなくなるので注意。
ミョウバン水を早く作る方法
3〜5日なんて待ってらんないよ。
そんな人におすすめの方法があります。
ミョウバン水を早く作る方法は60℃のお湯を使ってミョウバン水を作りましょう。
給湯器でお湯を出している家の人は、給湯温度を60℃に設定することですぐに作れます。
作り方はペットボトルに60℃のお湯を入れて振るだけ。
すぐにミョウバン水を作ることができます。
効果に違いがあるのでは?
という疑問もありますが、今回検証した結果、通常の作り方と60℃のお湯で作っても違いはありませんでした。
60℃のお湯を使うので火傷に注意してください。
ミョウバン水足湯を検証
理論上は臭いを消すことができるミョウバンですが、実際使ってみないことにはわからない。
ミョウバン水を使った足湯の効果を検証していきます。
ミョウバンが持つ菌の繁殖を抑える効果は、足にミョウバンの成分が付着している状態でないと効果を得られません。
ということで、足を洗ってから検証を行います。
先に今回足湯を行って得た結果を記載すると、下記の通りです。
検証内容 | 検証結果 |
---|---|
妻による臭いチェック | 臭いの変化をそこまで感じなかった |
肌の引き締め具合 | キュッとした感じがあった |
足湯後の効果(持続性) | 制汗作用を約30分ほど感じた |
実践の様子はこのあとに写真付きで記載してあります。
若干アンモニア臭がする足なので、検証もしっかりできました。
ミョウバン水足湯の準備物
ミョウバン水足湯を始める際の準備物は、
- ミョウバン水
- 洗面器
- 計量カップ
- お湯(2L)
のたった4つだけです。
お湯の量はお好みで設定してもらってOK。
一般的な洗面器は満杯まで入れると約2Lになります。
大きめの洗面器でゆったり行いたいという人は、DAISOで大きめの桶が売っているので購入するものありです。
大きめの桶だとよりリラックス効果を得ることができます。
ミョウバン水足湯を実践
ミョウバン水を使った足湯の実践を下記の条件で行います。
*ミョウバン水足湯を行いたい人は同じように行うことで失敗しません。
条件項目 | 内容 |
---|---|
お湯の温度 | 38〜40℃ |
足湯の時間 | 15分 |
ミョウバン水の濃度 | 10倍希釈 |
ミョウバン水足湯をするときのポイント
- 給湯温度を45℃に設定すると、ちょうど39℃になるのでおすすめ。
- ミョウバン水の濃度は10〜30倍希釈にして使用する。
いざ、実践していきます。
まずは、洗面器にお湯を2L。
ミョウバン水を200ml投入します。
あとは15分間足湯を楽しむだけです。
ミョウバン水足湯が終わったあとは、拭き取るだけにしておきましょう。
足を吹き上げると、確かに肌がキュッとしまった感覚がありました。
制汗作用を感じる検証結果です。
そして臭いのほうは、、、。
そこまで、劇的な変化はないね。でも少し臭いが減った感じはする。
とのことでした。
臭いに関してはやはり、一瞬で消えるという効果はないということです。
とは言え、肌を引き締める効果は十分に感じました。
ミョウバン水を使った足湯は、終わった後のすっきり感が特徴的です。
ミョウバン水足湯の注意点3つ
ミョウバン水足湯をする際は、
- 原液をそのまま肌につけない
- ミョウバン水の保存は冷蔵庫で
- 冷蔵庫で保管する際は表示をしておく
の3つに注意して行いましょう。
ミョウバンは安全性が高いと言われていますが、自分に合わない場合もあるので気をつけましょう。
ミョウバン水は肌に刺激をもたらすので、肌荒れの原因になることもあります。
肌が弱い人はまずは30倍希釈から始めてみるのがおすすめです。
保存方法に関しても常温でも保存可能ですが、長く(1ヶ月ほど)持たせたいのならば、冷蔵庫で保存しましょう。
今回実際にあった事象で、表示をしていなかったので妻が飲みかけました。
誤飲をしないように、デカデカと「飲むな!ミョウバン」と記載しておきましょう。
ギリギリで誤飲を止めることができましたが、ほんとに危なかったです。
ミョウバン水足湯のメリット・デメリット
ミョウバン水足湯のメリット、デメリットは下記の通り。
メリット | デメリット |
---|---|
コスパが良い 作り方もシンプルで使いやすい 希釈して使える | 作るまでに時間がかかる 酸性の臭いには効かない 持続性はない |
今回検証して実際に感じた内容です。
メリット
ミョウバンのメリットはなんせ安い。
私は50gで128円(税込み)で購入することができました。
作り方に関しても言ってしまえばミョウバンを薄めて使うだけです。
原液を作ることによって次回使用したいときは、ただ薄めて使えるので効率的でした。
ミョウバンは特にコスパがいいのがメリットですね。
デメリット
ミョウバン水を普通に作ってしまうと、なかなか溶けないので3〜5日かかることも。
とは言え今回ご紹介した60℃のお湯を使えば、時間がかかるというデメリットは解決することができます。
しかし、足の臭いといえばイソ吉草酸という臭い。
イソ吉草酸は酸性なのでミョウバンで中和することはできません。
今回、臭いが少し残ってしまったのはミョウバンが酸性のためです。
持続性も足湯なので尚更短いというデメリットもありました。
特に足が臭い人はミョウバンだけでは少し足りません。
気軽に使うならミョウバンスプレー
足湯は気軽に行うことはできませんが、スプレーにしてしまえばどこでも使うことができます。
スプレータイプにすることで足が臭くなる予防をすることが可能です。
作り方は簡単。
ミョウバン水を足湯と同じく10〜30倍にして、スプレーボトルに入れるだけ。
スプレーボトルはDAISOのスプレーボトルで十分です。
今回のボトルは300mlの容器なので10倍希釈でミョウバン水を30ml入れて完成。
ミスト状に出てくるので、足に直接かけるのも簡単です。
ミョウバン水で作ったスプレーは足だけでなく脇にもついでにスプレーすることで体臭予防もすることができます。
ミョウバンは肌に成分が残ることでより菌の繁殖を抑えることができると実際に使用して感じました。
なので、足湯はリラックスと足臭改善に使い、スプレーは臭いが出たときに使用するのがおすすめです。
効果の方は私の場合、約1時間はもちました。
何度も吹きかけるのはめんどくさい。
という超足が臭い人はデオドラントクリームがおすすめです。
朝晩塗るだけで、1日安心して過ごすことができます。
デオドラントクリームで簡単に足臭改善したいという人は下記の記事を参考にどうぞ。↓↓
>>【超足臭向け】足の匂いを消すおすすめクリーム5先、足臭の筆者が検証
使ったことがある人も正しい使い方ができていない場合もあるのでぜひチェックしてください。
私はデオドラントクリームで足の臭いを改善することができました。
スッキリ足湯がしたいならミョウバン水
ということで、今回はミョウバン水を使った足湯の作り方や方法を検証しながら解説してきました。
ミョウバン水は、
- 菌の繁殖を抑える
- 制汗作用
- アンモニア臭を中和する
という3つの効果があります。
ミョウバンは足の臭いを出しにくくする環境を作っていくのが特徴です。
とは言え、持続性はそれほどないのでこまめにスプレーする必要があります。
しかしミョウバンはコスパがいいので一度試してみる価値十分です。
ミョウバン水の原液を作った際は、
- 原液をそのまま肌につけない
- 冷蔵庫で保存する
- ペットボトルにはしっかり表記する
の3つに注意してください。
特にペットボトルに表記がないと誤飲の恐れがあるのでしっかり記載しましょう。
スプレータイプにした場合はお風呂上がりなどに使用することで菌の繁殖を抑えることができるので、足臭予防になります。
汗をすこしでもいいから抑えたい。
という方にはおすすめの方法でした。
ぜひ一度試してみてはどうでしょうか。
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