・なんで自分ばかり足が臭いんだろう。
・なんであの人は足が臭くないの?
・足が臭くない人と自分はなにが違うんだろう。
足が臭いと自覚がある方は上記のような悩みを抱えたことが一度はあるはずです。私もその一人。
実際、足が臭い人と臭くない人は日常生活の違いや日頃から気をつけていることに違いがあります。
なぜ違いが分かるのかというと、私は1000名規模の工場に勤務しており足が臭くない人と足が臭い人の違いを徹底的にリサーチしたからです。私の勤務する工場は特に通気性が悪い安全靴の着用を指定されている職場なので、臭い人と臭くない人ははっきり分かれていました。
そんな環境で経験したことを踏まえた上でこの記事は、
- 足が臭くなる原因をさらりと解説
- 足が臭くない人の特徴5選
- 足が臭い人がついやってしまう行動5選
- 足が臭くならないための3つのポイント
という内容となっています。もちろん本記事では私の経験だけではなくエビデンスなども絡めた内容です。
足が臭くない人の特徴を知って、足の臭いをなくしていきましょう。
足が臭くなる主な原因とは?
足が臭くなる主な原因は「菌」。
足が臭くなるのは、汗や角質、垢などを餌にして菌が繁殖し活発化することで、代謝物としてニオイ物質であるイソ吉草酸を発生させてしまうからです。
足は体の中でも特に菌が繁殖しやすい箇所。なぜならば、足は多くの時間を靴、靴下に覆われ1日あたりコップ1杯分(約200cc)もの汗をかくため高温多湿になりやすいからです。
菌は高温多湿を好むので、足は菌にとって繁殖する絶好の場所となっています。足からチーズや納豆の臭いがする方は、足で菌が繁殖している証拠です。
足の臭いをなくしたいのならば菌を減らすことが最重要事項になります。
足が臭くない人の特徴5選
足が臭くない人は、次のような特徴があります。
- 足を清潔に保っている
- 水虫になっていない
- 汗をあまりかかない
- 湯船に毎日浸かっている
- 日頃から身だしなみが整っていておしゃれ
すべて実際に私が足が臭くない人に話をきいたもので、きちんとエビデンスと照らし合わせたものです。
それでは詳しく見ていきましょう。
足を清潔に保っている
足が臭くない人は足を清潔に保つようにしていることが多いです。
いやいや、俺も毎日足は洗ってるけど!
本当に清潔に保てているでしょうか?毎日足を洗うことは大前提で爪や角質などもケアしている、という状態が清潔に保たれているということです。
爪が必要以上に伸びていたり、角質が厚くなっていたりしていると菌が繁殖し足が臭くなってしまいます。
実際に私の職場でも、お風呂上がりにはフットクリームで角質を柔らかくし、汗をかいたらこまめに汗を拭く。といった行動をしている方は同じ安全靴を履いているとは思えないほど臭くなかったです。
私自身も足を清潔に保つことを心がけるようになってから徐々に臭いを抑えることができました。
水虫になっていない
足が臭くない人は水虫になっていないことが多いです。
水虫になってしまうと、皮膚がボロボロになり皮膚内で臭いを発生させる菌が増殖してしまいます。水虫の原因菌の白癬菌自体が臭いを出すわけではありません。
俺は水虫じゃない!
という方も、隠れ水虫の可能性もあるので注意が必要です。特にかかとなど角質が厚い箇所は水虫になってもわからないことも多々あります。
かかとがガサガサしたり、粉をふいたりする場合は疑ったほうが良いです。私の経験上、足が臭くない方は1人も水虫になっていることはありませんでした。
私自身も水虫の治療を行ってから臭いが軽減したことがあります。
汗をあまりかかない
汗の量が少ないと、
- 菌の餌が少ないので臭いにくい
- 高温多湿の状態になりにくい
- 水虫になりにくい
ので、足が臭くなりにくいです。
私の元同僚にびっくりするほど汗をかかない方がいて。足だけではなくその方は臭いが全くありませんでした。体質のことなので改善は難しく、制汗剤だけでは正直どうにもならない。というのが私の意見です。
汗を特にかきやすい方は、素足以外も対策していくのがおすすめ。
湯船に毎日浸かっている
足が臭くない人は毎日湯船に浸かっていることが多いです。
湯船に浸かることで足の汚れや流しきれなかった石鹸の残りなども落とすことができます。そのため、菌が繁殖しにくい環境になるというわけです。
私の職場では「10分以上お風呂に浸かる」という方が特に足の臭いがない傾向にありました。
毎日湯船に浸かってるよ。
という方も、時間を意識してみてください。夏場は10分、冬場は15分程度湯船に浸かることをおすすめします。
私も湯船に全く浸からない生活を送っていたときは今以上に足が臭かったです。
日頃から身だしなみが整っていておしゃれ
日頃から身だしなみが整っているようなおしゃれな人は足が臭くないことがほとんど。
なぜなら、おしゃれだと靴も毎日違うものを履くことが多いからです。もちろん、靴の汚れなどにも敏感。
結果的に靴を連続して履かないことや、常にきれいな状態の靴を履くことで靴の菌が繁殖しにくいため足が臭くなりにくくなります。
実際に私の職場でも「靴何足持ってるの?」という方は足の臭いが全くしませんでした。
見た目に気を使っている人はふくそうだけでなく自然と清潔になっているように感じました。
ついやりがちな足が臭くなる5つの行動
足が臭い人は次のような、ついやってしまう行動があります。
- 通気性の悪い靴を履く
- 爪を伸ばしっぱなしにする
- 飲み過ぎや食生活の乱れ
- サイズが合っていない靴を履く
- お風呂上がりはマットに乗るだけ
上記にあるような行動は足が臭くなる要因です。
なぜ、足が臭くなる要因なのか詳しく見ていきましょう。
通気性の悪い靴を履く
通気性の悪い靴を履くことで靴の中で菌が繁殖し足が臭くなります。
足が臭くなる原因である菌は高温多湿の環境を好むためです。通気性が悪いことで汗をかいてしまうのも菌が繁殖する餌になります。
寒い季節などはどうしてもブーツ履く機会が増えますが、足の臭いが気になる方は避けたほうが良いです。
とはいえ、皮を使った全ての靴を履かないほうが良いと言うわけでなく、靴の構造が蒸れやすいか蒸れにくいかを判断する必要があります。
つい見た目だけで購入してしまうこともありますが、通気性が悪い靴は足が臭くなりやすいです。
爪を伸ばしっぱなしにする
爪を切らずに伸ばしっぱなしにすると足が臭くなります。
爪を切らないことで爪の間に垢や汚れが溜まり菌が繁殖してしまうためです。
忙しくて爪を切ってる暇も気力もない。
そんな人は特に臭ってしまう可能性が高いです。私も一昔前ですが月に150時間ほど残業していた時期があり、特に足が臭くなりました。
忙しければ忙しいほど靴を履いている時間は基本的に伸びるので相対的に足が臭くなってしまうということです。
2週間以上爪をカットしていない、という方は伸ばし過ぎのサイン。
飲み過ぎや食生活の乱れ
飲み過ぎや食生活が乱れることで足の臭いが増すこともあります。
なぜ臭いが増してしまうのかというと、基本的にアルコールは分解され尿で排出されますが、飲みすぎると排出しきれなかった臭い物質が汗や皮膚ガスとして排出されてしまうためです。
また、アルコールには発汗作用があるので単純に汗をかいて菌が繁殖することも理由としてあげられます。
実際、私も飲み会後、
いつも異常に臭かった。
と妻が私の足元に置き型ファブリーズを置かれた経験がありました。
食べ物に関しても、動物性タンパク質などを過剰に取ると腸内環境がわるくなり皮膚や汗から臭いが排出されることも。
足が洗っても臭いが落ちない、という方は以下の記事で洗っても臭いが落ちない理由を詳しく記載してあります。参考にしてみてください。↓↓
>>>足を洗っているのに臭い!6つの原因と5つの解決策を解説【筆者も経験あり】
つい飲み過ぎたり、食生活が乱れたりすることは足だけではなく体臭全てに関係しています。
サイズが合っていない靴を履く
自分の足に合っていないサイズの靴を履くことも足が臭くなる行動です。
靴がきつすぎると足が圧迫されてしまい汗をかきやすくなり臭いを発生させる菌が繁殖してしまいます。逆に大きすぎると余計な力が入ってしまい汗をかきやすくなります。
また、大きいサイズを履いてしまうと擦れることも多くなり角質が増えるので菌の餌が増える結果に。さらに足と靴の空間が大きくなるので多湿状態になり菌にとって好環境にもなります。
きついサイズを履くことはあまりないですが、大きいサイズを履いてしまうのはついやりがち。
私も安全靴を若干大きめにしていましたが、今ではピッタリのサイズにしています。
お風呂上がりはマットに乗るだけ
お風呂上がりに足ふきマットに乗るだけで終わっていると足が臭くなる要因の一つになります。
理由は、水分が足に残っていると菌が繁殖してしまうからです。
お風呂上がりは足ふきマットだけでなく、タオルでしっかり足の指まで拭くようにした方が菌の繁殖が抑えられます。お風呂上がりにしっかり乾かすことがポイントです。
とはいえ、乾燥させすぎると角質が増えることがあるので注意。余計な水分は拭き取り、拭き取った後はクリームなどで保湿すると足の環境が良くなります。
お風呂上がりは、体ばかり拭いてしまうことが多いので足の裏などもしっかり拭くことを忘れずに。
足が臭くならないための3つのポイント
足が臭くならないためには、
- 足の菌を繁殖させない
- 臭いにくい靴下を選ぶ
- 靴の菌を繁殖させない
ことが大切です。
上記の内容だけではわかりにくいので、具体的に解説していきます。
足の菌を繁殖させない
足の菌を繁殖させないことで、足の臭いを抑えることができます。
菌を繁殖させないためには、
- できるだけ靴を脱ぐ時間を作るが、こまめに汗を拭き取る
- アルコール除菌などで足の菌を減らす
- デオドラント商品を使用する
ことで、菌の繁殖を抑えることが可能です。素足の菌を減らすことで、靴下、靴ともに臭くなりにくくなります。
とはいえ、「めんどくさい」や職場で靴を脱ぐことが難しいという方も多いはずです。そんな方はデオドラント商品の使用がおすすめ。
デオドラント商品ってどれを選べばいいかわからない。
という方は、以下の記事を参考にしてみてください。↓↓
>>>【超足臭向け】足の匂いを消すおすすめクリーム5選、足臭の筆者が検証
臭いにくい靴下を選ぶ
臭いにくい靴下を選ぶことで足の臭いを抑えることができます。
臭いにくい靴下を選ぶには、
- 五本指の靴下
- 消臭機能がある
- 天然繊維を多く使用している
という、3つのポイントで判断すると良いです。もちろん全て揃っている方がなお良し。
特に五本指ソックスを履くことで、
- 指と指の汗を吸収してくれる
- 圧迫されにくいので足へのストレスが少ない
- 水虫予防にもなる
といった、効果も期待できます。厚めのソックスを履くことで吸湿性や水虫予防の効果も。
五本指ソックスって見た目が嫌いなんだよね。
という方も、五本指ソックスの良さを更に詳しく記載した記事を見て納得していただきたいです。↓↓
>>>【足臭向け】五本指ソックスの3つの効果と見た目が嫌でも履くべき理由
靴の菌を繁殖させない
靴の菌を繁殖させないことで、足の臭いを抑えることができます。
靴の菌を繁殖させないためには、
- 2〜3日間でローテーションして靴を履く
- 通気性の良い靴を履く
- シューパウダーを使用する
ことで、菌の繁殖を抑えることが可能です。
靴の中は菌と汗がついた状態になっているので、常に菌が繁殖してしまいます。なので、汗をしっかり乾かすことが重要です。
でも、仕事で毎日同じ靴を履かなきゃならないんだけど。しかも、通気性も悪い。
そんな方は、シューパウダーを使用するのがおすすめです。
シューパウダーは簡単に除菌や吸湿することができるので、振りかけることで菌と汗を対策することができます。
どんなシューパウダーを選べばいいのか迷っている方は、以下の記事を参考にしてみてください。↓↓
>>>【足臭い人必見】足の臭い対策におすすめ粉(シューパウダー)5選
足が臭くない人の特徴を知って、足の臭いをなくしていこう
ということで、今回は足が臭くない人の特徴は?という内容でした。
足が臭くない人の特徴は以下の5つです。
- 足を清潔に保っている
- 汗をあまりかかない
- 水虫になっていない
- 見た目がおしゃれ
- 毎日湯船に浸かっている
逆に足が臭い人がついやってしまう行動が、
- 通気性の悪い靴を履く
- 爪を伸ばしっぱなしにする
- 飲み過ぎや食生活の乱れ
- サイズが合っていない靴を履く
- お風呂上がりはマットに乗るだけ
の5つです。
私自身足の臭いで悩んできましたが、足が臭くなってしまうのは日頃の行動に要因がある可能性もあります。なので、足が臭くない人の行動や特徴をできるだけ真似をして、逆についやってしまう行動をなくしていくことで徐々に足の臭いを抑える努力をしていきましょう。
あまりストイックにやりすぎてもストレスによる臭いも発生してしまうこともあるので、デオドラント商品も合わせて使って楽に足の臭いを対策していくことがおすすめです。
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