クエン酸足湯ってどんな効果があるの?
そんな方のために、
- クエン酸足湯の効果とは?
- クエン酸足湯の作り方をわかりやすく解説
- クエン酸と重曹を混ぜると効果UPするのか
といった内容になっています。
クエン酸足湯は疲れているときにいいって聞いたけど実際に疲れていないと検証できない。
ということで、睡眠時間をあえて1日2時間(非推奨)にして、ハードワークをしてから検証しました。
疲れが溜まっている人、足の臭いに悩んでいる人がクエン酸足湯で得られる効果を実体験ベースで知ることができます。
疲れている人、足からアンモニア臭が漂っている人は今すぐクエン酸足湯を試すのがおすすめです。
クエン酸足湯の効果とは?
クエン酸足湯をすることで、
- アンモニア臭を中和することができる
- 疲労回復することができる
- 多少だが殺菌効果がある
という3つの効果を得ることができます。
クエン酸は無臭で癖がない成分です。
アンモニア臭を中和することができる
クエン酸はアンモニア臭を中和することができます。
理由はクエン酸が酸性の性質を持っているためです。
クエン酸はpH2〜3ほどで、弱酸性の溶液になります。
アンモニア臭はアルカリ性なので、臭いを中和することができる。
ちなみに、足が納豆臭い。
といった方は重曹足湯がおすすめです。
重曹足湯の作り方、手順を知りたいという人は下記の記事を参考にしてください。↓↓
>>重曹足湯が初めてでもわかりやすく解説、足の臭いが消える理由【検証】
足からアンモニア臭がする、という人にはクエン酸がピッタリです。
疲労回復することができる
クエン酸は疲労を回復する効果もあります。
クエン酸が疲労を回復してくれると聞いたことがある。
という人は多いのではないでしょうか。
足湯の際も汗腺からクエン酸成分が入ることで疲労を回復する効果があります。
足は特に疲労が溜まりやすく、疲労と言えば疲労臭が発生しやすい箇所。
クエン酸によって、疲労からくる臭いを改善することができます。
クエン酸を飲んではいましたが、足湯でも疲労回復ができるとは意外でした。
多少だが殺菌効果もある
クエン酸もそこまで強くはないが殺菌効果もあります。
クエン酸だからというよりは、酸性だからという感じです。
殺菌効果については文献が少ないですが、エステーさんの記事「忙しいあなたに!3のポイントで頑張りすぎない大掃除」で殺菌・除去効果があると記載されています。
また、殺菌ではないのですが、抗菌効果は多くの文献で記載されていました。
抗菌は成分が残らなければ意味がないので、菌に対して多少の働きがある。
といった程度に捉えておいてください。
濃度や菌の種類で効果の差があるのでそこまで大きな期待は持てません。
クエン酸足湯の準備物と作り方
検証に入る前にクエン酸の作り方をざっとご紹介します。
準備物は、
- クエン酸
- 洗面器
- お湯(2L)
- 計量スプーン(小さじ)
の3つ。
クエン酸さえ購入すればすぐに始めることができます。
クエン酸足湯の作り方(手順)
クエン酸足湯の作り方(手順)は、
- お湯の温度は38℃〜40℃
- お湯を洗面器に入れる
- クエン酸を小さじ1杯(5g)投入
- よくかき混ぜる
- 足湯を楽しむ
の5ステップです。
ここでワンポイントアドバイス
足はあらかじめ洗ってから足湯を行う。
汚れを除去することで汗腺にクエン酸成分が入りやすくなります。
クエン酸は洗浄効果はないので、キレイにして足湯を楽しみましょう。
クエン酸の効果を検証
理論上、クエン酸はアンモニア臭を中和する効果や、疲労を回復する効果があります。
しかし、実際はどうなのか。
ということで実際に検証していきます。
- グラム数別に結果を検証(5g,15g,30g)
- お湯の温度(40℃)
- お湯の量(2L)
- 足湯の時間(15分)
- 妻に臭いチェック
上記のような内容で検証したところ、グラム数別の結果は下記の通りです。
クエン酸の量 | 結果 |
---|---|
5g(小さじ1杯) | 最も刺激が少なく敏感肌の方は5gがおすすめ |
15g(大さじ1杯) | 最も臭いや疲労感に効果を感じた |
30g(大さじ2杯) | 刺激を強く感じたが、15gと大差がなかった |
肌が弱い方はまずは小さじ1杯からスタートがおすすめ。
最も効果があったのは15g(大さじ1杯)
今回検証した結果、お湯2Lに対して15g(大さじ1杯)が最も効果がありました。
最も効果を感じた15g(大さじ1杯)の結果を記載していきます。
今回、使用したクエン酸はマツモトキヨシで購入したものです。
足湯をする前に、牛乳石鹸で洗ってから行いました。
洗面器にお湯を約2L入れてクエン酸を15g(大さじ1杯)投入。
投入後、軽く混ぜます。
クエン酸は水に溶けやすい物質なので、簡単に溶かすことが可能です。
お湯の温度は38〜40℃が良いとのことでしたが、給湯温度は41℃にするとちょうど39℃になるのでおすすめ。
そして、足を入れていきます。
少しピリピリとした刺激を若干感じました。
15分後に軽く流して足湯終了。
感覚的な話ですが、足がすっきりしたような感じになりました。
そして臭いの方を妻にチェックしてもらいます。
激減した、といった感じではないけど若干臭いが抑えられてる。
クエン酸で劇的に臭いを抑えることはできませんでした。
しかし、15gが最も臭いに関しても抑えることができる。
といった検証結果になりました。
クエン酸はあくまで、足の疲労回復に効果的だということですね。
クエン酸足湯、3つの注意点
クエン酸足湯の注意点は、
- 頻度は週に1〜3回程度にする
- 足湯が終わったあとは保湿する
- 初めての場合は濃度を薄めで行う
の3つに注意して行いましょう。
クエン酸足湯は毎日行うものではありません。
頻度を多くすると肌荒れをする可能性もあるので注意してください。
足湯が終わったあとは、基本的に足が乾燥しすぎてしまう傾向にあります。
足湯が終了したあとは、適度に保湿してください。
クエン酸足湯は少し刺激を感じるので、特に肌が弱い人は濃度を2Lのお湯に対して5g(小さじ1杯)程度にしてスタートするのがおすすめです。
2Lのお湯に対して30g(大さじ)は私は入れすぎだと感じました。
クエン酸と重曹を混ぜると効果UP?
クエン酸と重曹を混ぜることで「炭酸足湯」にすることができます。
クエン酸と重曹を混ぜると効果がUPするといった記載があるものも。
しかし効果UPというより、炭酸足湯は全くの別物というのが私の考えです。
クエン酸は酸性、重曹はアルカリ性なのでそれぞれの持つ特徴は中和され、炭酸ガスが発生します。
炭酸足湯の効果は、
- 疲労回復
- 血行促進
- 炭酸で汚れを落とす
- 古い角質を落とす
の4つです。
足の臭いを単純に消したいと言うならば、重曹足湯がおすすめ。
クエン酸+重曹足湯の作り方
クエン酸と重曹を混ぜて炭酸足湯を作り検証しました。
炭酸足湯の作り方の手順は、
- 洗面器にお湯を2L入れる
- 重曹を20g入れる
- よくかき混ぜる
- クエン酸を15g投入
の4ステップで作ることができます。
1(クエン酸):1,3(重曹)で作りましょう。
クエン酸+重曹足湯を検証
実際にクエン酸と重曹を使って検証します。
ちなみに今回は炭酸効果を検証するために、足に油を塗って検証しました。
油に関しては完璧に落ちたわけではありませんでしたが、普通のお湯よりは簡単に洗い流すことができた。
といった結果でした。
では、さっそく作っていきます。
重曹(20g)入れてから、クエン酸(15g)を投入すると、、、。
すぐにブクブクと気泡が発生します。
足を入れてみると、、、。
泡が足を包み込みます。
なんとも心地の良い音となんとなく血流が良くなっているような感じがしました。
15分後、足を出してみるとお湯に浸かっていたところと、外気に触れている部分の差がくっきり。
血行促進という効果を肌で感じることができた検証結果に。
炭酸足湯は疲労が溜まっているときに、心地よい音と血行促進の効果でリラックスさせてくれるので、ぜひ試してください。
終了後もなんとなく足が軽いと感じました。
足臭対策はまずは足を清潔に
足の臭いが気になる人は、足をしっかり洗えていない可能性が高いです。
足湯は行っても1週間に1〜3回程度。
足を洗うという行為は毎日行います。
お風呂から上がってから足ふきマットに乗って満足している人、注意です。
足を洗う際は、
- 足湯をする(お湯のみ)
- 足指、爪の間をしっかり洗う
- 泡をしっかり洗い流す
- しっかり乾かす
の4つを意識しましょう。
足の洗い方にちょっと自信がなくなった。
という人は、下の記事を参考にしてください。↓↓
>>足の正しい洗い方を4ステップで解説、足臭は毎日たった数分で予防
意外に足をキレイにできていない人は多いです。
クエン酸足湯でリラックスしよう
ということで、今回はクエン酸を使った足湯の効果を検証しました。
クエン酸は疲労回復やアンモニア臭を中和してくれる効果があります。
クエン酸足湯を行う際は、
- 頻度は週に1〜3回程度にする
- 足湯が終わったあとは保湿する
- 初めての場合は濃度を薄めで行う
の3つに注意して行ってください。
クエン酸は洗浄効果や殺菌はそこまで強くないので、足を一度洗ってから足湯しましょう。
即効性はないものの、クエン酸足湯は疲労回復やリラックス効果など日頃の疲れを取るいい機会になります。
ぜひ、週に1回ほど楽しんでみるのはいかがでしょうか。
コメント