・お風呂に入った後なのに足が臭い
・入浴後、ご飯を食べていると足元からニオイが、、、。
・洗っても洗っても足の臭いが取れない
そんな方はストレスや疲労がたまっていたり、足のケアがたりない場合があります。
私も、仕事が終わると日付が変わっていることもあり、連続して帰宅が遅い場合は足から納豆臭だけではなく、いろんな「臭い」が混ざったような臭いを発生させていたこともしばしばありました。
なんとかして、足の臭いを消そうと躍起になって洗っても、足の臭いは改善されないことがあります。
そんな悩みを持っている方のために今回の記事は、
- 足が臭くなる主な原因とは?
- 足を洗っても臭いが取れない6つの原因を解説
- 足を洗っても臭い人がとるべき5つの対策
といった内容です。
足の臭いで、自分も周りも気分を悪くしたくない。という方はぜひ参考にしてください。足の臭いから解放されストレスフリーになりましょう!
足が臭くなる主な原因
足が臭くなる主な原因は菌によるものです。
足が臭くなるのは汗が臭いからだと思っている方もいますが、足はエクリン汗腺というという部分から汗が出てきており、エクリン汗腺から出る汗は約99%水分でほぼ無臭。
足に菌が繁殖しやすい理由は、
- 靴下に覆われていることが多い
- 靴により密閉されることが多い
- 足には汗腺が多い(エクリン汗腺)
の3つがあげられます。
菌は高温多湿の環境で繁殖しやすく、そのため足は菌が繁殖するのに適した環境です。菌は汗や角質、皮脂などをエサとしていて、その代謝物としてニオイ物質である「イソ吉草酸」を生み出すため足が臭くなります。
足から納豆のような臭いがする人は菌による臭いです。
足が洗っても臭い6つの原因
足を洗っても臭いままな理由は6つ、
- ストレスによる臭い
- 疲労による臭い
- 足に水虫や傷がある
- 角質が厚い
- 爪に垢が溜まっている
- 実はきちんと洗えていない
ということがあげられます。
前述した通り足が臭くなる原因は主に菌によるものだと記載しました。なので菌は洗い流すことができ、基本的には洗えば臭いは消すことができます。
洗っても足の臭いが消えない人は菌以外の原因があるから、ということです。
それぞれ深堀していくので、自分に当てはまっていないかチェックしていってください。
ストレスによる臭い
ストレスがたまることで足が臭くなることがあり、ストレスにより発生した臭いはストレス臭といいます。
ストレス臭は洗っても臭いが落ちません。理由は、皮膚からガスとして発生するためです。
ストレス臭は2018年に資生堂から発表されました。ストレス臭は「ラーメンの上のネギ」のような臭いを発生させることが特徴です皮膚からガスとして排出されるので洗っても臭いを落とすことはできません。
真面目な性格でストレスを感じやすい人がなる確率が高いです。
疲労による臭い
疲労による足の臭いは、洗っても臭いが消えることはありません。
疲労による臭いを「疲労臭」といい、ストレス臭同様に皮膚からガスとして臭いがでます。疲労臭はアンモニアのような臭いがするのが特徴。
アンモニアのような臭いが発生するのは、疲労がたまることで肝機能が低下しアンモニアが体内で増加、そして尿として排出できなかった分が皮膚からガスとして出て臭くなります。
特に足は汗腺や血管が多いので疲労がたまりやすいです。
足からアンモニアのような臭いがすると感じる方は疲労がたまっているサインだと考えましょう。
足に水虫や傷がある
足が水虫になっていたり、常に傷があるような場合も洗うだけでは臭いを落とすことはできません。
ですが、水虫の原因菌である白癬菌が臭いを発生させているわけではなく、水虫により荒れた皮膚に菌が入り込み増殖してしまうのが原因です。傷がある場合も同様で、菌が皮膚内で繁殖することが臭いを発生させる原因。
水虫や皮膚の傷はどんなに洗っても、皮膚内に菌が繁殖しているため洗っても臭いままだったり、臭いがすぐに戻ってきます。
汗をかいて足を常にかきむしっている人は当てはまることが多いです。
角質が厚い
角質が分厚い方も洗うだけでは足の臭いを消し去ることはできません。
冒頭で記載しましたが、菌は汗や角質、皮脂をエサにしニオイ物質を発生させるので角質が厚いということはエサが豊富にあるということにもなります。
また、角質が厚いと「隠れ水虫」になっている場合もあるので注意が必要。隠れ水虫になると、かかとのひび割れなどをおこし、その中で菌が繁殖してしまいます。
洗っても足が臭いのは角質という菌にとってのエサが常に豊富にあるためです。
角質は菌の格好のエサなので、足がガチガチの方は注意。
爪に垢が溜まってる
爪の垢を放置してしまっている場合も、足を洗っているだけでは足の臭いを落とすことはできません。
足はしっかり洗っているけど、爪に垢が溜まっていることで菌が繁殖し足が臭くなります。
爪垢がたまりやすい方は、
- 爪が伸びている
- 湯船に浸からない
- 爪の間を一切洗わない
のどれかに当てはまることが多いです。
毎日仕事や家事や育児などがあり、足の爪をほったらかしにしてまっている方は多いのではないでしょうか?
実はきちんと洗えていない
しっかり洗っているつもりでも実は洗えていない。といった場合もあります。
きちんと洗えていない方は、
- 手で細かい部分を洗っていない
- 風呂上がりは足ふきマットに乗って終わり
- 足湯や湯船に浸からない
のどれかに当てはまっている方は特に要注意です。
足は指の間や爪の間など、ゴミや汗、垢などがたまりやすい場所なので、手でしっかり洗う必要があります。つい、足は適当に洗ってしまいがちなので意外に洗えていない。なんてことも。
次の見出しからは、そんな洗っても足が臭い方のための対策を解説します。
足が洗っても臭い人が取るべき5つの対策
足を洗っているのに臭い人は、
- ストレスや疲労をなるべくためない
- 水虫を治す
- 足を適度に保湿する
- 爪を清潔に保つ
- 足を正しく洗う
という対策を行いましょう。
自分がどの臭いが怪しいか判断し、それぞれ対策してみてください。
ストレスや疲労をなるべくためない
ストレスや疲労を強く感じている場合は、
- 睡眠や休息の時間を確保する
- 湯船に浸かる
- 適度な運動
をすることで軽減することができます。
ストレス臭や疲労臭は皮膚ガスが原因なので、対策はストレスや疲労を軽減することが根本的な解決策です。
いやいや、ストレスや疲労なんてためたくてためてるわけじゃないよ。
そうです。実際は仕事や家庭などがあるのでリフレッシュするのは難しいのが現実です。そんな方は、まずは夏場ならば10分、冬場なら15分程度、湯船に浸かれる時間を取ることだけでも取り組んでみてください。
私も湯船にしっかり浸かるようにしただけでも、足だけではなく体臭の軽減に成功したことがあります。
忙しいときこそ、入浴の時間を大切にしてみてください。
水虫を治す
水虫になっているかもしれない方は、まずは水虫の治療が第一優先。
水虫になっている場合は、
- 皮がむけている
- かゆみがある
- 皮膚がジュクジュクしている
- 水ぶくれがある
- 角質が厚くなりひび割れがある
といったことが多いです。
自分で水虫だと判断し市販の塗り薬で済ませようとするのはNG。
もし、水虫でなかった場合症状が悪化することがあるので、しっかり皮膚科に行って診断してもらうようにしましょう。重要なのは水虫の原因菌である白癬菌の有無です。
実は水虫だったということもあるので、一先ず受診してもらうのがおすすめ。
適度に保湿する
適度に保湿することにより、足が臭くなりにくい環境にすることができます。
足って乾燥させないとダメなんじゃないの?
足をひたすら乾燥させることは、かえって汗をかいたり外部からの刺激を受けやすくなったりするので足が臭くなります。
保湿をすることで角質が厚くなるのを防ぐこともできる。角質は厚くなればなるほど、足を洗っても臭いが取れない原因になるので、角質ケアを行うのがおすすめです。
とはいえ、お風呂場で軽石などでゴシゴシと角質をひたすら除去するのNG。削り過ぎは逆効果で角質が更に厚くなります。
あまりに角質が厚いときはフットケア専門店にいって角質除去をしてもらうのも一つの手段です。
自分で対策したい場合は削りすぎるよりも、保湿してじっくり角質を柔らかくしていくのがおすすめ。
爪を清潔に保つ
爪を清潔に保つことができると、足の臭いが軽減されます。
爪垢をためないようにするには、
- 爪は指の長さと同じか1mm程度短めにカット
- 足を洗う際は爪も洗い、シャワーで爪の間も流す
- 爪ブラシなどで爪の間も定期的に洗う
ことで対策が可能です。
足の爪は1日あたり約0,05mm伸びるので、1〜2週間毎にはカットすることを心がけると良いです。基本的に伸び過ぎない限り、垢がびっしりたまったり臭いを漂わせたりするほどにはなりません。
爪ブラシなどは最終手段として使い、まずは伸ばしすぎないようにすることとお風呂でしっかり洗い流すことが大切です。私も爪からの臭いはカットと洗うことで対策しています。
忙しいと足の爪はほったらかしになることもしばしば。1週間ごとに切りましょう。
足をしっかり洗う
洗っているつもりでも、実は正しく洗えていないなんてこともあります。
足を洗う際は、
- 足湯するか湯船に浸かってから洗う
- 手で指の間をしっかり洗う
- 手で泡を洗い流す
ようにすることが大切です。
洗った後は、タオルなどで指の間についた水分を拭き取ることを忘れないようにしてください。
石鹸のほうが良いとか、ボディソープが良いという様々な意見がありますが、どちらが良いかというよりもどの商品を使うかが重要になってきます。
個人的にはカウブランドのデオドラント石鹸がおすすめです。牛乳石鹸について詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてみてください。↓↓
>>牛乳石鹸で足の臭いは消せる?青箱1年使用者が赤箱も検証、すっきり感◎
足を洗っているのに臭いのは足以外に問題があることも
足を洗っているのに臭くなるのは、素足以外に問題がある場合も。
素足に問題がある以外に、
- 靴下を正しく洗えていない
- 食生活が乱れている
- 通気性の悪い靴を毎日履いている
ことで、足の臭いがすぐに戻ってしまう足環境になっていることもあります。
当てはまっていなくても、改善することで足の臭いを軽減できる内容です。
靴下を正しく洗えていない
靴下を正しく洗えていないと、洗ったとしてもすぐに足が臭くなってしまいます。
靴下は素足に直接触れているので菌が繁殖しやすいです。しっかり洗えていないと菌が残ったまま、また履くことであっという間にすぐに臭いが戻ります。
なので、靴下を洗う際は、
- 裏返しにして洗う
- できるだけ早めに洗う
- 正しい洗剤の量で洗う
ようにすることで、臭いの原因菌をしっかり洗い流すことが可能です。
靴下は放置すればするほど菌が繁殖するので早く洗うのが理想ですが、忙しいとそうはいきません。そんな時は、せめて風通しが良い場所で保管してください。
昔怒られたという方も多い裏返しは、実は正しい洗い方です。
食生活が乱れている
食生活が乱れることで、足だけでなく体臭自体が臭くなります。
例えば、
- アルコールのとりすぎ
- たんぱく質のとりすぎ
などです。
とはいえ、体臭はともかく足の臭いはそこまで影響するかといえば疑問が残ります。影響が出るとすれば、足からアンモニア臭などが強く出る方です。
足からアンモニア臭がする方や体臭がそもそも臭い人は腸内環境を整えることができる食材を取ることで、即効性はありませんが改善することができます。
腸内環境を整えることで疲労臭を予防することもできるので、おすすめです。
通気性の悪い靴を毎日履いている
通気性の悪い靴を毎日履かなければならないという方は、洗ってもすぐに足が臭くなります。
靴が臭いことで足の臭いはどんどん臭くなり、洗っても臭いが落ちにくくなるなんてことも。特に通気性の悪い靴は菌が繁殖しやすく、仕事などで毎日履くことで菌が溜まっていきます。
私も安全靴を長い時間履いて仕事をしなければならないこともあり、日に日に足の臭いが臭くなっていきました。同じ職場の方からは「社会人になってから足が臭くなった」との声があったほどです。
靴は、
- 2〜3足でローテーションして履く
- できるだけ通気性の良い靴を履く(無理ならば定期的に脱ぐ)
- シューパウダーを使う
などして対策するようにしましょう。
菌は高温多湿の状況下で繁殖が活発になるので履いている靴によって足の臭いは大きく変わります。
【簡単】足が洗っても臭い人が取るべき3つの対策
足を洗っても臭いがそのままだったり、足がすぐに臭くなったりする方は、
- 靴にはシューパウダーを振りかける
- 五本指ソックスを履く(選ぶポイントもあり)
- 素足の改善にはデオドラントクリーム
を使用または着用することで手軽に足が臭くなることを防げます。
洗っても臭いが残る場合はトータル的な臭い対策が必要です。
靴にはシューパウダーを振りかける
靴にはシューパウダーを振りかけることで手軽に足が臭くなる予防ができます。
仕事で毎日同じ靴を履かなきゃならないし、そもそも足が臭すぎて定期的に脱ぐなんて無理だし、毎日乾燥させるのはめんどくさい。
そんな方におすすめの臭い対策法です。シューパウダーは振りかけるだけで簡単に臭いを予防してくれます。シューパウダーは汗を吸収し、除菌までしてくれるアイテムです。
シューパウダーの中でもスプレータイプやソルトシェイカーのような形式もあるので、振りかける際に手が汚れないタイプもあります。
毎日、安全靴や革靴など同じ靴、通気性が悪い靴を履かなければならない方は、以下の記事を参考にしてみてください。↓↓
>>【足臭い人必見】足の臭い対策におすすめ粉(シューパウダー)5選
五本指ソックスを履く(選び方のポイントもあり)
五本指ソックスを履くだけで、足が臭くなりにくい環境にすることができます。
五本指ソックスは、
- 天然繊維を多く使用しているもの
- 消臭効果があるもの
- できるだけ丈夫なもの
を選ぶのがポイントです。
一般的な袋型の靴下は足を若干ですが圧迫している状態になるので、五本指ソックスにするだけで足にかかるストレスを軽減することもできます。
五本指ソックスって見た目が嫌なんだよね。
そんな方にも、一度は履いていただきたいです。私も見た目が嫌で履くことを拒んでいた時期があります。
五本指ソックスに興味が出てきたという方は以下の記事を参考にしてみてください。↓↓
>>【足臭向け】五本指ソックスの3つの効果と見た目が嫌でも履くべき理由
素足の改善にはデオドラントクリーム
足を洗っているのに臭い方やすぐに臭くなる方は、デオドラントクリームを使用するのがおすすめです。
デオドラントクリームは、
- 足が臭くなる足の環境を改善してくれる
- 密着性があり、効果が長い
- 保湿クリームとしても使える商品もある
ので、臭い足を改善するには最も向いています。
足が臭いことが気になったり、自分の臭いで気分が悪くなったりすることでストレスを感じ、足が更に臭くなることも。また、デオドラントクリームを塗っているだけで周りに気を遣うなんてこともなくなります。
クリームなんて塗ったら足がベタベタになるんじゃない?
デオドラントクリームはさらさらになるものもたくさんあります。また、夜寝る前になればさらさらの足で気分良く寝ることもできるのでおすすめです。
デオドラントクリームに興味がある方は以下の記事を参考にしてみてください。↓↓
>>【超足臭向け】足の臭い消すおすすめクリーム5選、足臭の筆者が検証
足が洗っても臭い人はまずは洗い方を変えてみよう
ということで、今回は足を洗っても臭いのはなぜ?という内容でした。
足を洗っているのに臭いが取れない理由は、
- ストレス
- 疲労
- 水虫
- 分厚い角質
- 爪垢
- 実はしっかり洗えていない
という6つのことが考えられます。
特にストレスや疲労による臭いは皮膚からガスとして出てくるので、どんなに頑張って洗っても臭いがなくなることはありません。
ストレスや疲労による臭いは、
- 「ラーメンの上のネギ」(硫黄臭)(ストレスによる臭い)
- アンモニア臭(疲労による臭い)
がします。
いろんな臭いが混ざっていて、なんのニオイかわからない。
という方は、水虫になっているか確認してからデオドラントクリームで対策してみるのがおすすめです。
ストレスや疲労、食生活を改善しても、いきなり足の臭いがなくなることはありません。しかし、改善することで少しずつ足の臭いが抑えられています。
まずは足を正しく洗い、主な原因である菌をしっかり洗い流し足の臭いを改善していきましょう。
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