アルコールで足の匂いって消えるのかな?
そんな方のために、
- アルコールで足の匂いは消せるのか
- アルコールを使用する際のポイント3つ
- タイプ別のおすすめアイテムや使用方法
といった内容にしました。
私は足が臭すぎて、朝起きたら置型ファブリーズ(仕掛け人妻)が足元にあったほどの足をもっています。
そんな私が、実際に使用し効果を検証しました。
今回の記事を読むことで急な飲み会の際にも、手元にアルコールがあることで安心して出社することができるようになります。
アルコール除菌などは近年身近な存在になりました。
今回の知識があれば最悪手元になくとも、いざと言うときに使用することができます。
アルコールと表記する場合とエタノールと表記する場合がありますが、同一として見てください。エタノールはアルコールの一種です。
アルコールの濃度の表記を%のみで記載します。基本の表記は「vol%」です。
アルコールで足の匂いは消せるのか?
結論から言いますと、アルコールで足の匂いを消すことはできます。
なぜ、アルコールで足の匂いを消すことができるのかというと、アルコールには除菌効果があるためです。
足が臭くなる最大の理由は菌が繁殖するため。
菌が足で活発に活動することにより足が臭くなります。
アルコールは多くの菌に対して有効に作用するため、足の匂いを抑えることができるということです。
足が臭くなる理由に「水虫」になってしまっている場合があります。
まだ水虫になっていない方は水虫予防にも、アルコールを使用することは有効だと言われている。
富士フィルムの「水虫が映る原因は?お風呂や布団は大丈夫?家族にうつさない予防方法」という記事でも取り上げられています。
アルコールは多くの菌に有効だとされていますが、一般的に手指などに使用されてるアルコール濃度は76,9〜81,4%。
アルコール濃度が76,9〜81,4%だと、芽胞菌(耐久性が優れている一部の細菌)以外に有効とされているので、足臭の原因と言われるコリネバクテリウム属やブレビバクテリウム属、スタフィロコッカス属を減少させることができます。
匂いを消すことができるだけでなく、水虫にも有効と言うのはアルコールが優れている部分ですね。
アルコールを使用する際に気をつける3つのポイント
アルコールが菌を除菌してくれることで匂いを抑えることはできる。
しかしながら、アルコールを使用する際には、
- 過剰に使いすぎないこと
- 傷がある場合は使用を控える
- 濃度が高いものは使用を避ける
の3つに気をつけながら使用してください。
肌が弱い人は特に注意です。
過剰に使いすぎない
アルコールは基本的には安全に使用できるものです。
とは言え、手指に使用する際と同様に使用回数が多いと荒れてしまう場合があります。
また冒頭で記載した通り、アルコールは除菌力がとても強い。
そのため、過度の使用は良い菌や皮脂膜(皮膚のバリアのようなもの)を失ってしまうので、乾燥の原因になります。
菌を除菌しすぎてしまうと、皮膚に住む菌のバランスが崩れてしまい逆に臭くなってしまう場合も。
私はあまり肌が強くないので、1日に3〜5回使用するとかゆみなどが起こった経験があります。
使用する際は、1日あたり1〜3回が個人的にはおすすめです。
傷がある場合は使用を控える
傷がある場合はアルコールは避けたほうが良いです。
当然ですがシンプルに痛いから。
実際にアルコール除菌の名を持つ商品の多くは「傷がある場合は使用を避けること」と記載されています。
また、「消毒薬使用ガイドライン2015」という資料にも
損傷皮膚、粘膜、創や手荒れのひどい手指
消毒薬使用ガイドライン2015
への使用は禁止となっている。
傷口への使用は傷を治す妨げになる場合もあるようなので、使用しないようにしましょう。
私もかき傷があったにも関わらず吹きかけたら、痛みとかゆみがありました。
濃度が高いものは使用を避ける
濃度が高いものは使用しないのがおすすめです。
アルコール(エタノール)は、下記のような種類があります。
濃度 | 名称 |
---|---|
99,5%以上 | 無水エタノール |
95,1〜96,9% | エタノール |
76,9%〜81,4% | 消毒用エタノール |
濃度が濃ければ濃いほど、肌の影響は強くでます。
手指など肌に使用することができる「消毒用エタノール」を選べば間違いないです。
とは言え、濃いほうが除菌効果も高いだろうから濃度が高いほうが良いのでは?と思いますよね。
実は除菌効果が最も良いとされているのは、消毒用として希釈された約70〜80%のものです。
市販で売られているものを、そのまま使用するのが1番ということになりますね。
アルコールを使った足臭対策の具体的な方法
アルコールを使った足臭対策の具体的な方法をご紹介します。
アルコールを使った足臭対策は、
- スプレータイプを足に吹きかける方法
- シートタイプを使用して足を拭く方法
- ジェルタイプを足に塗る方法
の3つがあります。
今回は具体的にどんな商品を使用すればいいかもご紹介。
タイプ | 商品名 | 特徴 |
---|---|---|
スプレー | パストリーゼ | ニオイ対策が抜群 |
シート | プロテック除菌ウェットティッシュ | 汚れも一緒に拭き取れる |
ジェル | 手ピカジェルプラス | 乾燥しにくい |
それぞれのタイプごとに特徴があるので、日頃手に使用しているものに近い商品を選ぶのもおすすめです。
自分が1番求めたい効果があるものを選ぶのも良いでしょう。
スプレータイプならパストリーゼ
スプレータイプのアルコールを使用したいという方はパストリーゼがおすすめです。
今回紹介した中でも最も匂いに関しては効果があったと感じました。
パストリーゼはアルコール濃度が77%あり、緑茶カテキンを配合しています。
食品に直接吹きかけることも可能なほど、安全性が高いのも特徴。
使用方法は、汗や汚れを拭き取った後にパストリーゼを吹きかける。
拭きける際は指の間もなじませ、しっかり乾かしましょう。
足に直接吹きかける他に靴や靴下にも使用することができるので、ぜひお試しを。
しかし、防臭効果もあると言えど、流石に1日中効果があるというわけではありません。
「会社や飲み会前に使用したい」という方は、持ち歩けるように小さいボトルに入れ替えて持ち歩きましょう。
私の場合は500ml容器のもので、4〜6プッシュでその瞬間は匂いがなくなりました。
シートタイプならプロテック除菌ウェットティッシュ
シートタイプが良いという方は、プロテック除菌ウェットティッシュがおすすめです。
「素手で足を直接触りたくない」という方にはシートタイプは特に向いています。
シートタイプは汚れや汗も一緒に拭き取ってくれるので、楽。
エタノールの濃度は78%で、保湿剤にヒアルロン酸を配合しています。
使用感としては、拭いた後のすっきり感が普通のシートタイプより良いと感じました。
プロテックさんの除菌ウェットティッシュは10枚入りなので、持ち歩きの際も邪魔になることがほとんどありません。
使用方法は、足の指まで細かく拭き取り、しっかり乾かすのみ。
これだけで、大抵の匂いを抑えることができます。
私は、なぜか靴下のゴミが良く足に付くのでシートタイプはとても楽です。
ジェルタイプなら手ピカジェルプラス
ジェルタイプを使用したいという方は手ピカジェルプラスがおすすめです。
ジェルタイプは馴染みやすく隅々までしっかり塗ることができることが良い点。
ジェルタイプはベタ付きそうで嫌だ。
そう考えている方もいるのではないでしょうか。
私もその一人でした。
普通の手ピカジェルでも使った感じはそこまでベタつくといった感じではないものの、私は汗を良くかくので少し気になりました。
そこで、手ピカジェルプラスにしたところ乾きがジェルタイプの中では特に早かったです。
エタノール濃度は76,9〜81,4%、グリセリンなどの保湿剤を配合し、弱酸性。
保湿剤も配合しているためか、しっとり感が最もよく乾燥が気になる人に特に向いていると感じました。
容量も60mlのものがあるので、持ち運びにも便利です。
どれも1日中匂いを抑えるという感じではないので、持ち運びができると安心します。
汗をかきやすい人はアルコール以外の足臭対策も
アルコールを使用すると、確かに匂いを抑えることができます。
ですが、汗の対策ができません。
菌を減らすことができても、餌である汗がある状態なので匂い戻りが起きてしまうということです。
匂いが戻って来たといっても、すぐに使用すると肌荒れの原因になるので過度の使用はできません。
汗を掻きやすい足の人は足に使用できるデオドラン卜商品を選ぶことが好ましいです。
クリームタイプのものであれば、足ケアもすることができるのでアルコールを塗る手間を考えるとトータル的に効率的。
私も汗をかきやすいので、足にアルコールを使用しても靴を履いている状態では数十分程度で足の匂いが戻ってしまいます。
もちろん靴や靴下にも菌がいるので、靴と靴下にも対策をしなくては匂いが戻るのは早いです。
靴や靴下に使えるので、アルコールを使った匂い対策で最もおすすめしたいのは「スプレータイプ」。
アルコールで足の匂いを消すことができる
と、言うことで今回はアルコールで足の匂いを消すことができるのかという内容でした。
結論はアルコールで足の匂いは消せます。
アルコールはとても除菌に優れているからです。
そのため、水虫の予防にもなると言うこともご紹介してきました。
アルコールは手軽に行えて持ち運べるので急なお誘いの際も足臭対策に使用することができます。
とは言え、アルコールのみでは足の匂いを根本から解決することは難しいです。
なぜならば、足の菌は靴や靴下にも住み着いてしまうから。
なので、足だけでなく靴や靴下も対策することもしていきましょう。
アルコールを足臭対策のメインで使用したいという方はスプレータイプを使用して、靴や靴下も除菌していくことがおすすめ。
足臭から抜け出したいのであれば、足を清潔に保つということが1番の基本です。
私も洗い方を替えただけで、匂いを減少させることができました。
その上で足臭対策にアルコールを取り入れることで、水虫という驚異を予防することができます。
自分は足の匂いが強烈だから、アルコールでの足臭対策は無理かな。
と感じた方は足に使用できるデオドラン卜商品を使用して足臭を卒業しましょう。
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