ちゃんと洗濯しているはずなのに、なぜ靴下の臭いが取れない。
当記事はそんなあなたのために、
- 靴下の臭いを取る正しい洗濯方法
- 効果絶大なつけ置き洗いに向いているアイテム
- 靴下を臭くしない3つの方法
という内容になっています。
今回ご紹介するのは、靴下の臭いで妻を半日ダウンさせるほど強烈な靴下の私が無臭になった方法です。
何回洗っても臭い、人前で靴を脱ぐことにためらってしまっている。
そんな方も実践後には人前で思いっきり靴を脱ぐことが可能になります。
臭いはあなたの印象を決めてしまうほど。
自分のイメージを下げないためにも、今日から実践していきましょう。
靴下はなぜ臭くなる?
靴下がくさくなる原因は、雑菌です。
素足からでた汗や角質を餌に雑菌が繁殖や活性化することで、臭いの原因物質であるイソ吉草酸などを発生させる。
靴下が臭くなるのは「汗が臭い」と思う方が多いと思いますが、足から出てくる汗は無臭です。
汗が出る汗腺は、
- エクリン汗腺(無臭)
- アポクリン汗腺(臭いあり)
の2種類あります。
足の裏はエクリン汗腺なので、汗は99%水分でほとんど臭わないんです。
汗はあくまで、雑菌の餌。
足は靴下と靴に覆われているため、雑菌が好む高温多湿の状態になっています。
そして、足に存在する雑菌が靴下にも付着するので靴下も臭くなるということです。
靴下が臭くなる原因を知ることで、靴下を臭わなくする対策が行えます。
洗濯で靴下の臭いを取るコツ3選
洗濯する際にちょっとしたことに気をつけるだけで、靴下の臭いをほとんど取ることが可能。
洗濯で靴下の臭いを取りたいならば、
- 靴下は裏返しにして洗う
- できるだけ早く洗う
- 適量の洗剤で洗う
の3つを心がけて洗いましょう。
雑菌を繁殖させない事を意識した対策です。
靴下は裏側にして洗う
靴下の中で直接足に触れている部分は靴下の裏側ですよね。
臭いを取りたいならば、雑菌や汗、剥がれた角質などの汚れをしっかり洗い流すことが大切。
裏返しにしないと靴下は袋状になっているので、洗い流すことができずに「貯金箱」のような状態になってしまいます。
靴下の裏側に角質が多く付着する人には特に効果的です。
角質は皮脂やタンパク質を含むので雑菌が繁殖しやすくなります。
裏返しにしておくと子供の頃は怒られていましたが、実は正しかったんですね。
できるだけ早めに洗う
靴下は放置せずに、早めに洗濯することも大切。
なぜならば、時間が経てば経つほど雑菌が靴下の中で繁殖してしまうからです。
とは言え、毎日洗濯なんてできないよ。
という方も多いのではないでしょうか。
東京ガス都市生活研究所の調査によると、約50%は毎日洗っていない方です。
引用元:東京ガズ 暮らし情報メディア
なので、できるだけ早く洗うことはもちろん洗濯物をただ放置するのではなく、風通しの良い場所やランドリーバスケットで管理しましょう。
臭いは気になりますが、すぐ洗えない場合は干しておくという方法も有効です。
私も、長期の出張に行っているときはゴミ袋などに洗濯物を放置してしまうことも、、、。
適量の洗剤で洗う
臭いが気になると、つい洗剤を多く使用したくなりますがNGです。
なぜならば洗剤を多く使用しすぎてしまうと、泡が立ちすぎて汚れをコーティングしてしまいます。
そのため、汚れがしっかり落ちなくなるということです。
また、節水のために残り湯を使用することもありますよね。
残り湯を使用する際は「洗い」だけにしましょう。
理由は、残り湯には皮脂などが含まれていることがあるからです。
また、残り湯はその日に使ったお湯だけを使いましょう。
その日のうちに使わないと、雑菌が繁殖してしまうからです。
私も臭いが気になり洗剤を多めに入れてしまっていたことがありました。
つけ置きで臭いを取る3つの方法
つけ置きをすることで臭いを更に取ることができます。
洗い方を変えるだけで十分臭いが取れる人もいると思いますが、私ほどの足臭レベルになると洗い方を変えるだけでは不十分でした。
そんな方は、
- ワイドハイタークリアヒーロー(パウダータイプ)
- オキシクリーン
- 重曹
で、つけ置き洗いすると臭いをしっかり取ることができます。
それぞれの使用方法も合わせて紹介するので、自分の行いやすい方法を選ぶことができます。
ワイドハイタークリアヒーローにつける
個人的にはつけ置きの中で最も効果があると感じるのは、ワイドハイタークリアヒーロー(パウダータイプ)です。
ワイドハイタークリアヒーローは全4種類ありますが、その中でもパウダータイプがおすすめ。
ワイドハイタークリアヒーローには過炭酸ナトリウムという成分が配合されている。
そのため、靴下の嫌な臭いのもとであるイソ吉草酸を中和する効果が期待できます。
使用方法は約40度のぬるま湯(1L)に対してワイドハイターを約5g投入し30分程度つけ置き。
お湯の温度 | お湯の量 | 投入する量 | つけ置き時間 |
---|---|---|---|
約40度 | 1L | 5g | 約30分 |
これから紹介する商品の中で1番つけ置き時間が短いです。
逆に2時間以上つけ置きしてしまうと靴下が痛む可能性があるので注意してください。
フタの部分にメモリがついているので、投入する量を測るのも楽々。
オキシクリーンにつける
つけ置きと言ったらオキシクリーンも外せません。
オキシクリーンは洗濯系に使えるだけではなく、キッチンの汚れなど様々な場所に使用することが可能です。
つけている最中も「ボコボコ」と泡が発生し、汚れを落としているのが見ることができます。
使用方法は約40〜60度のぬるま湯に対し、オキシクリーンを約28g(容器によってはスプーン1杯、キャップ1杯)を約30〜6時間つける。
*おすすめのつけ置き時間は約1時間。
お湯の温度 | お湯の量 | 投入する量 | つけ置き時間 |
---|---|---|---|
約40〜60度 | 4L | 28g | 約30〜6時間 |
オキシクリーンも過炭酸ナトリウムを配合しているので、靴下の臭いのもとであるイソ吉草酸を中和する効果が期待できます。
オキシクリーンはウールやシルクなど使用できない衣類もあるので注意。
容量が1500gと500gがありますが、保管スペースなどを考えると500gが私はおすすめです。
重曹につける
重曹は今回ご紹介する3つの中で最もコスパが良いアイテム。
ワイドハイターやオキシクリーンより効果は多少劣りますが、重曹はコスパと効果のバランスが魅力的です。
使用方法は約50度のぬるま湯2L(洗面器の8分目程度)に対して、重曹を大さじ2〜4杯(20g〜60g)投入し、約1時間ほどつけ置きします。
お湯の温度 | お湯の量 | 投入する量 | つけ置き時間 |
---|---|---|---|
約50度 | 2L | 20g〜60g | 約1時間 |
重曹と言っても、
- 医薬用
- 食用
- 工業用
の3つ種類があるためどれを選べば良いか迷うことがあると思います。
迷ったら「食用」を選べば間違いないです。
純度で分類されますが、食用を選ぶことで価格や品質も担保することができます。
臭いが取れないからと言って、多く投入しても私の場合は変化がありませんでした。
靴下を臭わせない3つの方法
ここまでは、靴下の臭いを取る方法をご紹介してきました。
しかし、そもそも靴下を臭わせないことで悩みから解放されることがあります。
靴下を臭わせないためには、
- 臭わない靴下を着用する
- 素足を改善する
- 靴の消臭、除菌をする
の3つを行うことで、そもそも臭わない。
と言った状態を作ることができます。
私は、靴下が臭いと思っていましたがそもそも原因は素足にありました。
臭わない靴下を着用する
臭わない靴下を着用することで、そもそも靴下は臭くなりません。
「いやいや、消臭靴下なら履いてるよ」
という方も多いですが、消臭機能付きと書かれていても効果がイマイチだったり、すぐに効果がなくなったりしてしまうものがほとんどです。
本当に臭わない靴下を選びたいのであれば、天然繊維を多く使用した靴下にすることがおすすめ。
天然繊維を多く使用した靴下は、
- 通気性が良い
- 吸湿性が良い
なので、足がそもそも臭くなりにくくなります。
消臭力の持続性に関しても、繊維自体が消臭するのか、ただ表面に消臭剤を塗ってあるのかでも変わってしまうんです。
また、五本指の靴下を履くことで臭い防止もできます。
五本指ソックスの消臭力が高く、長く使える靴下を詳しく知りたい方は下のURLをクリック↓
>>【足臭向け】五本指ソックスの3つの効果と見た目が嫌でも履くべき理由
洗い方など注意点はありますが、つけ置きする時間と比べると楽ですよ。
素足を改善する
靴下が臭いという方は、素足に問題があることが多いです。
靴下が臭くなる原因は冒頭でお話した通り「雑菌」。
雑菌の餌は汗や角質なので、要は汗をかきやすい人は靴下が特に臭くなる傾向です。
素足を改善するには、
- 素足を清潔にする
- デオドラン卜商品を使う
- 角質ケアをする
の3つが大切。
足用のクリームは消臭、殺菌、制汗、だけでなく角質ケアも行ってくれるアイテムがあります。
使用方法も塗るだけでOKなので簡単。
汗をかきやすい、足が臭いと思われたくないと考えている方は下記の記事を参考にどうぞ。↓
>>【超足臭向け】足の匂いを消すおすすめクリーム5選、足臭の筆者が検証
私はフローリングの床を歩くと足跡が残るほどでしたが、すっかり改善されました。
靴の消臭、除菌をする
靴もしっかり消臭、除菌することを心がけましょう。
素足、靴下を改善しても靴がそのままでは雑菌や臭いは戻ってきます。
素足+靴下+靴=雑菌や汗の貯金箱。
靴を消臭、除菌するには、
- ローテーションで履く
- シューパウダーで改善する
の2つどちらかを行うことをおすすめします。
靴は出来れば、2〜3日空けて履くことで汗がしっかり乾き、雑菌の繁殖を抑えることが可能。
とは言え、仕事の都合やあまり靴に興味がない人はどうしても連続で履きますよね。
そんな方はシューパウダーを使用するのはどうでしょうか。
シューパウダーを使うことで消臭や除菌を行い、汗を吸収してくれます。
おすすめのシューパウダーを知りたいという方は下記の記事を参考にしてください。
>>【足臭い人必見】足の臭い対策におすすめの粉(シューパウダー)5選
靴下と靴が張り付くような不快感を和らげることができるので、シューパウダーはおすすめです。
無臭の靴下で気分爽快
ということで、今回は靴下の臭いを取る方法をご紹介してきました。
おさらいですが洗濯で臭いを取るには、
- 靴下は裏返しにして洗う
- できるだけすぐに洗う
- 適量の洗剤を使って洗う
の3つを実行していきましょう。
それでも改善できない場合には、つけ置きをすることでしっかり臭いを取ることができます。
つけ置きでおすすめのアイテムは、
- ワイドハイタークリアヒーロー(パウダータイプ)
- オキシクリーン
- 重曹
の3つです。
つけ置きはちょっと面倒くさいなと言う方は、最後にご紹介した靴下を臭くしない方法で改善していきましょう。
靴下が臭いと気分まで悪くなったり、悪くしたりしてしまう場合があります。
今日から実践して明日からは、爽快な気分でいきましょう。
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